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足利市内の公民館長（５７）が東日本大震災の義援金などを着服した問題で、
市教委は２５日、この館長を懲戒免職処分にしたと発表した。さらに監督責任を問い、
上司の課長を減給１０の１（２カ月）、岩田昭教育長ら幹部３人を同（１カ月）とした。
市教委によると、着服した金は、館長が投資した不動産のローン返済などに
充てていたことを正式に認めた。また、着服したのは、自分で管理していた
自治会関連の預金通帳から４９４万５３８８円▽義援金１１５万６９０８円－－の
計６１０万２２９６円だったことが調査で判明した。
大豆生田実市長は「市民の皆様に心からおわびします。
市の組織に膿（う）みがあれば出し切るのが私の使命。
再発防止と信頼回復に向け全力投球します」とコメントを出した。【古賀三男】
ソース：毎日新聞 2011年5月26日 地方版
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