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周南市の大津島で１３日、人間魚雷「回天」搭乗員の追悼式が行われた。周南市の沖合に浮かぶ大津島は、太平洋戦争末期、人間魚雷「回天」の訓練基地があったことで知られている。
島では回天最初の出撃があった１１月に毎年追悼式が行われていて、この日はおよそ３００人が参列した。
参列者の１人、岡本恭一さん９１歳は、当時、回天の搭乗員として訓練を重ね、出撃命令を待っていた。
岡本さんは「こんな立派な兵器なら死ねると覚悟を決めていた。回天の戦死者の中で実績を上げた人は数少なく不毛な作戦だった」と振り返っていた。
参列者は献花台に菊の花を手向け、静かに手を合わせていた。
[ 11/13 16:50 山口放送]
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