【新間寿】昭和の新日本プロレス11【大塚直樹】at WRES
【新間寿】昭和の新日本プロレス11【大塚直樹】 - 暇つぶし2ch360:物語」シリーズで華々しく登場してアイドル的な人気を博した後、「一心太助」シリーズや『宮本武蔵』五部作などでスターとしても役者としても確固たる評価をされるようになっていく。  その殺陣もまた見事だった。身体能力を活かした躍動感で魅せることもあれば、立ち姿や構えなどの様式の美しさで魅せることもできる。 自伝『わが人生悔いなくおごりなく』(東京新聞出版局)で錦之介は、先輩スターたちの特徴を分析しつつ、東映時代に殺陣で意識していたことを次のように振り返っている。 「映画の殺陣に最初は戸惑ったのですが、歌舞伎との共通点はあります。いや、基本は歌舞伎にあると言っていいでしょう。  まず足の運び。うまい人は決して無駄足を使いません。それから間(ま)。そのバランスによって立ち回りにリズムが生まれます。ただ速ければ良いというものではありません。  足の運びでは、嵐寛寿郎さんのうまさに感服しました。動きがきれいだし、速い。  刀の重さを感じさせたのは、月形龍之介先生。竹光が本身(真剣)のように見え、重量感がありました。剣だけでなく酒も強く、水のように飲み干す。古武士のような風格でした」  ただ、七〇年代に入ってからの錦之介には変化が見られる。テレビシリーズ『子連れ狼』(七三年、日本テレビ)や映画『柳生一族の陰謀』(七八年)の殺陣は、一刀の重みの伝わる、リアルな迫力を帯びていたのだ。




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