23/01/17 16:26:37.49 .net
ブノ揚げAERA
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■「まだまだ成長します」
フリーも、落ち着いた判断で乗り切った。演技前、他の選手の演技を見守り、こう感じた。
「多くの選手の状態、氷の感触を見ると、4回転サルコーは失敗の可能性が高い」
本番は4回転サルコーが2回転になり、続く4回転フリップで転倒。大きなミスが続いてもそれを予想範囲と捉え、後半の4回転2本をきっちり決めた。
「試合は、練習してきたことができないことがあるもの。焦りはありませんでした」
その上で「練習のための試合、試合のための練習」についての持論を展開する。
「僕は一つの試合にかける思いを本当に強くやってきたから、こういう状況はこうなるよね、というのが最近は分かってきたと思います。失敗も良い経験になると分かってから、スケートが苦しくなくなりました」
連覇がかかる3月の世界選手権に向けての思いも語った。
「今のコンディションでこの数カ月レベルアップすれば、十分に優勝を狙える位置にいます。ただ、昔から順位を残したいという意思でスケートをしてはいない。連覇を期待されているし、連覇できるような練習をしていくけれど、試合になったら、自分が何をやり残し、表現したいのかを追求していきたいです」
ステファン・ランビエルコーチも自信を見せた。
「昌磨は世界王者となっても、次のモチベーションを高めています。彼のパワーの源は挑戦心。まだまだ成長します」
世界選手権の代表は、シーズン前半の成績も加味した選考基準によって決定。男子は全日本選手権2位の島田高志郎(21)が外れ、宇野が疑問を呈したことで世論が沸いた。五輪の代表選考は全日本選手権の結果を重視していたため「全日本での一発勝負」という印象を与え、それが選手やファンの心理に影響していたのだ。日本スケート連盟にとって「選考で重視する項目の明確化」という課題が明示された大会となった。