19/10/14 05:25:36.64 HU5jsaRd.net
>>248
墨。
当時の荷札は、木札だよ。
木箱に入れて菰で包み、縄を掛けて墨で荷主を書いた木札をつける。
貴重品を入れる船箪笥なんかだと、漆を塗って防水効果を高め、密閉性が高く水に浮くしよう仕様になってる。
水主は、船に詰め込むときに書類と荷物が合っているかをチェックする。
荷受けの書類は、一部を役所に提出して出港。
もうイケナイ。と言うときは、陸側に向って投げ入れて後は天に任せる。
荷物の依頼主に渡してある預かり証、廻船問屋にある控え。役所に提出した書類。
船に積んでいた書類(油紙に包んで紐を掛け、文箱に入れ船箪笥に入れる)。
見つかった積荷の荷札と中身。を照合して、依頼主に差し戻される。
船に積んでいた書類が見つからなくても、控えの書類が2つ(船問屋と役所)を照合。
書類と荷物が違う場合は、『抜け荷』となる。