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日産・スバルの検査問題で日本車への信頼は失墜したか②
(ダイヤモンドオンライン)2017.11.3
diamond.jp/articles/-/148111
「これまで正確な技術と厳格な品質基準で知られてきた日本の自動車
産業だが、日産の不祥事から続くこれら一連の事件は…」という文面
からなるこの記事は、日本自動車産業のモノづくりに警鐘を鳴らすも
のであった。
しかし、この無資格者による完成検査問題の実態を見ると、リコール
隠しのように、必ずしも安全性や品質に関わることで即、信頼を失う
類のような致命的な問題ではない。
まず、ことの「本質」をしっかり掌握する必要がある。今回の日産と
スバルの国内工場における無資格検査問題を総ざらいしてみよう。
自動車工場の製造最終ラインの完成検査は、道路運送車両法に基づく
安全性確保のための保安基準に適合しているか、国土交通省の通達に
よって、自動車各社が社内で認定した完成検査員が責任を持って行う
ということになっていた。
つまり、完成車出荷に際し国内向けは「自動車型式指定規制」の実施
要領に基づく完成検査を、自動車各社が認定した完成検査員が行うこ
とというルールだ。それを完成検査員以外の工場従業員が完成検査を
し、その事実がスバルで判明したというワケだ。
コンプライアンスの点で問題ブランド力低下は否めない