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<博多金塊盗>暴力団関係者も関与か 資金源の可能性
6/4(日) 7:00配信
福岡市博多区で昨年7月、警察官を装った男らに7億6000万円相当の金塊が盗まれた事件で、窃盗容疑で逮捕された実行役のリーダー格、野口和樹容疑者(42)側に金塊取引情報を提供した人物の背後に、
東海地方に拠点を置く指定暴力団の3次団体関係者がいたことが3日、捜査関係者らへの取材で分かった。
福岡、愛知両県警はこの人物が事件の計画、実行に関与し、盗んだ金塊や換金した現金の一部が暴力団の資金源になった可能性もあるとみて調べる。
捜査関係者らによると、金塊取引情報を野口容疑者らに伝えたのは、窃盗容疑で逮捕された中垣龍一郎容疑者(40)とみられる。
中垣容疑者は「刑務所で知り合った人物から『税金対策のためにある人のところから金塊を持ってきてほしい。相手側とは合意できている』と持ちかけられた」と供述。
この情報提供者は東海地方に拠点を置く指定暴力団の3次団体関係者とつながっており、周辺を捜査する中で暴力団関係者も事件に関与している疑いが浮上した。
また、盗まれた金塊160キロのうち90キロは東京都の貴金属店に約4億3000万円で売却されたことが確認されたが、残る70キロの行方は分かっていない。
中垣容疑者は「70キロは情報提供者に渡した」としており、福岡、愛知両県警は供述の裏付けを進めるとともに暴力団関係者に金塊や換金した現金の一部が流れていないか調べる。
事件は昨年7月8日午前9時半ごろ発生。福岡市博多区博多駅東1のビル1階で、警察官風の服を着た男らが貴金属会社役員の男性らに「警察、警察」などと声をかけ、
男性らが近くの貴金属店に売却するために持っていた金塊160キロなどが入ったアタッシェケースを調べるふりをして車に積んで逃走した。