08/01/10 06:56:40 0
日本ハムの高校生ドラフト1巡目・中田翔選手(18)=大阪桐蔭=が9日、千葉・鎌ケ谷市の
二軍本拠地「ファイターズタウン」で初練習を行った。練習の前後には約100人のファンを
相手に即席サイン会を開くなど、早くもプロとしての自覚は十分だ。
「サインお願いしま~す」。鎌ケ谷の二軍球場を訪れた約100人のファンの声に、中田は快く応じた。
「ありがたいことです。朝から待っていてくれて。いつまでも『サインしてください』と頼まれる選手でいたい」
練習前から立ち止まってサインに応じ、心配した球団関係者が途中で止めたほど。
大物ルーキーは練習後にサインすることを約束し、約2時間の自主トレを終えると再びペンを走らせた。
小学生から年配の男性まで、練習の前後に合わせて約40分。「Fighters 中田翔 6」と
最後の1人まで丁寧にサインや写真撮影などに応じた。
そして「きちんと並んでくれたのはすごい。(日本ハムのファンは)温かいし、しっかりしていますね」。
過去にはファンが群がるように押し寄せてきたこともあっただけに、日本ハムファンの礼儀正しさに
感心しきりだった。
あの松井秀(現ヤンキース)も巨人時代、ジャイアンツ球場で約1時間半もかけてサインに応じるなど、
ファンサービスには熱心だった。ファンを大切にする姿は、一流選手の証しでもある。
自慢のバットでも存在感を見せつけた。室内でティー打撃を行うと、後方で見つめていた
水上善雄二軍監督(50)が「(打球が)飛ぶスイングをしている。フォームは違うけど、
落合さん(中日監督)や清原(オリックス)のようだ。変化球に対応できれば30本(塁打)は
すぐに打てる」と太鼓判。高校通算87本塁打の怪物を、プロ通算500発以上のスラッガーと重ね合わせた。
これを伝え聞いた中田は「そういわれるのはありがたい。結果を残して早く認めてもらいたいです」。
ファンの声援もパワーに変えて、アーチを量産する。
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