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>>1の続き
無人航空センター「CAMCOPTER」
偵察・監視用無人垂直離着陸航空機だ。カメラが搭載されており昼間は5キロほど、夜間は3キロほど
まで撮影が可能だ。しかしより性能が優れたカメラが搭載されればさらに遠くまで偵察・観測・撮影がで
きるようになる。滑走路が必要な固定翼航空機とは異なり、直系10メートルほどの空間さえあれば飛立
つことができることから、とりわけ山岳地帯の多い韓半島(朝鮮半島)の地形では有利とされている。
「CAMCOPTER」はオーストリアのSCHIEBEL社が製造したものを無人航空センターが輸入・販売する
製品だ。2005年にアラブ首長国連邦(UAE)国際防衛展示会で初めて姿を現した。現在UAEに80機ほど
納品されており、昨年は米軍にも納品され、現在アフガニスタンで偵察に使用されている。
今年は35機ほど生産された。通信装備の性能により運用半径が45キロ、80キロ、180キロと異なる。
最大5.5キロの高さで飛行できる。
最高速度は240キロ、巡航速度は100キロほどだ。機体の大きさは全長3.1メートル、高さ1メートル程度
と小さい。およそ6時間空中で止まることができる。極限状況(マイナス40度、摂氏55度ほど)でも使用可
能だ。
バロテック「スナイパー」
韓国の技術で開発された全天候昼夜間観測システムだ。この装備は晴れの日の昼間なら最大30キロ
まで観測可能であり、夜間は最大8キロ先の物体まで区別できる能力がある。現在海警と陸軍に納品され
ている。この装備は30キロ先からでも遠隔制御や画像の転送が可能だ。また重要な観測目標物を100指
定すれば、自動的に探査する機能も備えている。欧州や東南アジアへの輸出が進められている。
ウソンアイビー「空気注入式」装備
空気注入式テントは5分から10分ほどで設置や撤去が可能だ。特殊コーティングされた素材に防水・防
火処理まで施されており耐久性に優れている。今年の初めにインドネシア軍への納品が開始された。
6つのモデルがあり3人から10人ほどが入ることができる。会社側は「迅速な移動が必要な軍にも非常に
適した製品」としている。空気注入式ボートの「ZEBEC」も瞬時に完成するボートだ。空気の出し入れが可
能なので、狭い空間での保管や移動が簡単だ。これまでのボートに比べると重さが3分の1ほどで、3.2メー
トルほどのボートから空気を抜けば1メートルから1.2メートルほどへとサイズを縮小することができる。
ウナムマリーン 高速短艇
今年初めて登場する製品で、最高55ノットで航海できる。チューブの一部がスライド式で開閉可能なシス
テムとなっており、水におぼれた人を簡単かつ迅速に乗せることができるという点が強みだ。
7人から15人乗りの製品がある。