07/06/07 19:56:37
アメリカ大統領のジョーシ・Ｗ．ブッシュは、火曜日にチェコのプラハで行われた世界的規模
の民主主義会議での演説で、世界が続くべき例として台湾を上げた。
また台湾の現在における民主的な状態と比べるために、中国国民党（ＫＭＴ）による戒厳令が
敷かれていた時代を対照にして言及している。
ブッシュ大統領のスピーチは「民主主義とセキュリティ」会議で述べられ、出席者には中国を
含む17ヶ国からの、反体制派と民主的な活動家が含まれていた。
スピーチでブッシュ大統領は「自由は抑圧され、すぐには到来しない事もあるが、自由を
否定することは出来ない。」と述べている。
また当時の国民党による抑圧的な動きについて、ワシントンが懸念していた両国の関係を
脅かしていた時期と比較するため「我々が冷戦のときに韓国と台湾との間で立証したように、
アメリカ合衆国は友情を維持し民主主義に向かって国を後押しすることが出来るのです。」
とも言っている。
「また、我々はロシアと中国と共にその教訓を相互関係の為に応用することも出来ます。」
としワシントンと北京の間で言われている”強い不一致”についても「例えば中国の指導者
は、国民経済を外に向かって開き続け政治システムについても同じく開放するだろうと信じて
いる。」と述べた。
またブッシュ大統領は、この会議の間に面会した有名な反体制者の中で、ウイグル族の
活動家Rebiyah Kadeerさんを紹介している。Kadeerさんは新疆ウイグル族の自治を長年
要求し続けてきた為に、北京の当局より迫害を受け、彼女の息子はその報復として投獄
されている。
ブッシュ大統領は「揺るぎなき信念で団結しましょう」と、聴衆の反体制家などに話し掛けた。
「自由は全ての人間、女性や子供が当然持つべき譲ることの出来ない権利であり、世界の
永遠平和への道こそが自由なのです。」
台北の総督府は昨日、このブッシュ大統領のコメントについて歓迎の意を表している。
総督府のスポークスマン、デビット・リー（李南陽）は総督府は中国政府が民主的な改革を
行うべきだとのブッシュ大統領の要求に同意すると語っている。
リーは台湾とアメリカは自由と民主主義のパートナーだとし、両国が地域の平和と安定を
促進しながら、共通の利益を分担していくと言った。
関連スレ：
【中国】「中国の内政に乱暴に干渉するものだ」、ブッシュ米大統領のウイグル人活動家
との面会に反発
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ソース：タイペイタイムス（英語・・・誤訳あったらごめんなさい）
URLﾘﾝｸ(www.taipeitimes.com)