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9勝1敗でプリウス圧勝!! 雑誌が下したトヨタVSホンダ
自動車メーカーと専門誌の密月関係
まず、クルマ雑誌が新車情報を掲載する際、自動車メーカーが行う試乗会に参加する必要がある。
そこで車体のデータや乗り心地などの情報、クルマの写真を手に入れなければ、記事を作成できないからだ。
新車スクープや辛口批評「ざ・総括。」で知られるタブーなき自動車雑誌「ニューモデル マガジンX」(三栄書房)編集長の神領貢氏は、
このことが雑誌やフリーの自動車評論家たちを縛る「鎖」になると語る。
「例えば新車の試乗会を行うとして、用意できる車の数に制限もあるし、人員の問題もあるため、すべての自動車雑誌の編集者や
評論家が呼ばれるわけではありません。当然、メーカー側にとって必要と判断された関係者に声がかかる。
ですが、新車に試乗して納得のいかないデキだったとしても、悪くは書けませんよ。
少しでもメーカーにとって不利なことを書くと、次から呼ばれなくなったり、ほかの企画でも車を借りられなくなりますから」
これらのシステムについては、メーカーの媒体認識によるところが大きい。
「メーカーは、おそらくは認めないでしょうが、市販されている自動車雑誌を、商業誌ではなく、自社や業界の『宣伝媒体』のひとつだと
思っているはず。
だからなのか、メーカーがクルマ雑誌に支払っている広告費も、ほかのジャンルの雑誌と比較すれば安い(苦笑)。
ただ、業界を活性化させるために専門誌への宣伝は必要なので、クルマ雑誌の部数が減少しても広告を入れないということは
ありませんが」(同)
つまるところ、メーカー側と媒体には「持ちつ持たれつの関係」が出来上がっているということであるが、試乗会にしろ、広告にしろ、
昔から続いてきた体質がその関係を構築して、定着させてしまったのだ。
(さらに詳しい比較検証は「サイゾー」8月号にて/取材・文=百園雷太)
日刊サイゾー
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