09/05/28 08:29:33 S+LsiArqP
BR型の最大の問題は見せかけのツーリングワゴンに成り下がってしまったことだ。
レオーネツーリングワゴン以来、BF型、BG型と改良されてきたワゴンとしての機能はBH型で頂点を究めた。
後端まで水平に伸びたステップアップ・ルーフによって確保された荷室高。
マルチリンクサスによるミニマムな荷室への張り出し。
ダブルフォールディングシートによる、低くてフラットな荷室床。
シートバックに内蔵された分割式パーティション・ネット。
前後2つの独立したサブトランク。
キャリアを強固に固定できるルーフレール。
強固なラゲッジルームセパレータ(オプション)
これらの素晴らしい伝統はBP型でほとんどが捨てられ、BR型では影も形も残っていない。
休日には荷室に夢を満載して非日常の世界へロングツーリング。悪天候だって関係ない。
たとえ、滅多に実現できなくてもそれがレガシィ・ツーリングワゴンを所有する喜びではなかったか。
BRの大きさにもスタイルにも内装にも文句はないが、ツーリングワゴンの哲学はどこへ行ってしまったのだ。それだけが残念だ。
BRが届く前に、12万キロを共にしたBHと最後の旅に出かけようか。
なんつったりして。