06/08/20 14:37:42 Qv5sO8XB
>>114
最初にCDから取り込むときに非可逆圧縮さえしなければ、このシステム
でDACに入力されるデータは、元のCDのデータと1ビットたりとも違わない。
だってさ、PCのソフトなら、AMEを経由してワイヤレスLAN環境でダウン
ロードしたって普通に何の問題もないでしょう? 音楽データと違って、
ソフトはデータの欠損があったら使い物にならない(だから非可逆圧縮
はできない)んだから、その意味では、CD(光学ディスク)や通信環境
自体の信頼性というのは、かなり高くて安定しているのよ。
だから、CDの再生で音質的に問題になるのはデータの欠損ではなく、
まず時間領域の歪、それから振動、ノイズの混入などがアナログ系に
与える影響だった、ってことね。
ワイヤレス接続だと、ケーブル内での反射による位相遅延の問題がない
し、また、機器間での振動の影響を遮断することが出来るので、その分
逆に有利かも。(これは個人的な推定で検証してはいない)
したがって、このシステムだと、マスターさえ同じ(=データ内容が同一)
ならば、プレスの違いによる音質の差はない。つまり、オーディオヲタク
なら嫌でも神経質になってきた国内盤と輸入盤、あるいはプレス工場や
ロットによる音質の差が、実質的に無くなっちゃう。経験のあるオーディオ
好きほど、にわかには信じられないことだろうけど。いや、いまでも自分
自身、アタマでは納得しても感覚的には半信半疑なんだけど、実際に、
東芝のクソプレスでも、血眼になって探したSwindon工場のプレスと同じ
音がするのを日々経験しているところw
ま、やっぱり、いい時代なんだろうね。システムに神経質にならずに、
音楽に集中できるんだからね。