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日銀は3月にマイナス金利解除か、その後年内2回利上げ-ピムコ
日銀は3月か4月に政策金利を0%に引き上げと予想
その後年末までに0.25%まで引き上げ、2回に分けて
日本銀行は早ければ3月にもマイナス金利を解除しその後年内に複数回の利上げを実施する可能性があると、パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)が予想した。日本国債を巡る弱気見通しを強める見方だ。
ピムコは市場展望リポートで、日銀は3月か4月に政策金利を0%に引き上げ、その後年末までに0.25%まで引き上げると予想。急速な賃金上昇は経済に持続的なインフレをもたらす可能性が高く、マイナス金利からの脱却を「後押しする」条件が整うことになると分析した。
ピムコのファンドマネジャーでリポートを共同執筆したスティーブン・チャン氏(香港在勤)はインタビューで、「0.25%への引き上げは2回に分けて行われる公算が大きい」と述べた。上昇幅は1回目が0.1ポイント、2回目が0.15ポイントとなる可能性があるとみている。ピムコは幾つかの戦略で日本国債へのエクスポージャーをベンチマークより小さくしていると付け加えた。
ピムコやRBCブルーベイ・アセット・マネジメントなど大手ファンドは、日銀が最終的に金利をゼロ以上に戻し、8年にわたるマイナス金利時代を終わらせるタイミングに備えている。日本の投資家はこの間に何兆ドルもの資金を海外資産に投じていたが、ここ数年は記録的な額の欧州債を売却していることから、こうした投資のレパトリ(資金の本国回帰)は既に始まっているのかもしれない。
日銀は昨年終盤、10年物国債の利回り1%を厳密な上限ではなく目安にすると発表し「事実上イールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)を終えた」とピムコのアナリストはレポートで指摘している。
元日に発生した能登半島地震を受けてトレーダーは1月の引き締め観測を後退させたが、ピムコはこの自然災害が最終的に経済に与える影響はごくわずかだとの見方を示し、「過去20年以上にわたって日本が追求してきた超金融緩和政策はついに撤廃されることになりそうだ」とリポートで説明した。
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)