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母殺害は「やり過ぎた」
被告は父の息がないことを確認し、隣に座ってきた母の首にコードを巻き付けた。
弁護人「母親に対しても苦手意識はあったか」
被告「それはありません」
弁護人「では、なぜ殺したのか」
被告「犯行現場を見られたというのが一番大きいですけど。あれはもう、完全にやり過ぎたと今は思います。ただ、あのときはブレーキが利かなかった」
母がぐったりとしたのを見届けると、2人を引きずり、酒店だった頃に使っていた高さ約2メートルの冷蔵ケースのそばに運んだ。
握力はほとんど無くなっていた。2人の首を絞めるために、強くコードを引っ張っていたからだ。
2人を体育座りのような格好にしてケースに押し込み、粘着テープで正面のガラス扉を目張りした。
3日後、家を出た。普通列車で兵庫、岩手、静岡、京都など8府県を転々とし、ホテルに泊まった。宿帳には本名と実家の住所を書いた。
弁護人「なぜ、遺体を冷蔵ケースに入れて、テープを貼ったのか」
被告「単純に、2人の死体を見たくなかったからです」
弁護人「全国を転々としたのは」
被告「結論の先送りです。できるだけ捕まるのを先延ばしにしたかった」
弁護人「各地のホテルで本名を書いたのは」
被告「日本の警察は優秀で、小細工をしてもいずれ捕まると思ったからです」
被告人質問の終盤。裁判長は一つだけ質問をした。
裁判長「亡くなった両親に、あなたが今していることはありますか」
被告「特にありません」
裁判長「手を合わせたりとか」
被告「していません」
裁判長「今後、やってみようとは思いませんか」
被告「そもそも、事件のことを思い出さないようにしているので……」
検察側は論告で、その日初めてトイレの介助を頼まれただけで父親を殺したと指摘。「長時間の介護による『介護疲れ』の事案とは全く異なり、極めて身勝手だ」と述べた。
母親も口封じのためだけに殺したとし、「冷酷で容赦のない犯行」として無期懲役を求刑した。
弁護側は、被告が起訴内容を認めていることなどを挙�