17/11/02 23:56:52.05 Kok+CvyE0.net BE:479913954-2BP(1931)
続き
BI :アリババとの提携にあたって「この会社はめちゃめちゃ面白い」とおっしゃっています。実際に組んで半年経って、どうですか。
松本:アリババもそうだし、テンセントも、まだ全体がよく分からない。だから面白い。
日本でも楽天とかアマゾンはありますが、スケールが違う。これからどう変わっていくのか、想像を超えるものがある感じがします。
BI:スケール感とは具体的にはどのような?
松本:まず、アリババのEコマースの取扱高は、中国を除いた世界中のEコマースを全部足したものより多いそうです。アリババの中国国内のビジネスが、アマゾンの世界中での売り上げより大きいということです。
それくらい大きなスケールでやってるアリババが何をどう動かしていて、次は何を考えているのか、それを少しでも知ることができたら、それはめちゃめちゃ面白い。
彼らの考え方を学べば日本市場にも活かせる
BI:実際にはアリババと組むとどんないいことがあるんですか?
松本:フルグラを買ったお客さんについて、「次はこういうものを買う」といった嗜好や消費をデータに基づいて解析するんですが、そこに従来のマーケティングとは全く違う考え方やセンスが必要だということが彼らと付き合っているとよく分かります。
アリババとビジネスをすることで、我々はアリババの考え方を学べ、それを中国市場を攻める際だけでなく、日本国内のEコマース市場開拓にも活用したいと考えています。
つまり、彼らとのビジネスによって、我々は「カルビーがEコマースで売っていくべきものは何か」を考えるヒントをたくさん得られるということです。
BI:国内ではフルグラの定期便サービスが始まっていますね。
松本:あれはまだまだ小さい。もっと大胆に根本的にEコマースを開拓していかないといけません。とにかく、国内ECにも参考になることがたくさんあるんですよ。
BI:中国向け越境ECは、ひとまずフルグラで行くわけですが、ずばり売り上げ目標は?
続く