16/12/22 13:32:11.45 +1Ae+roVp.net
wiki見ても意味がわからない
ヴァーリンデにより提案されたエントロピック重力理論は、アインシュタイン方程式を再現し、ニュートン近似では重力の 1/r ポテンシャルも再現する。とはいえ現時点において、
この理論はニュートン力学や一般相対論を超える新しい物理的な予測をするわけではないため、この理論を既存の実験的方法によって反証することはできない。
それでも現段階の形のエントロピック重力は、正式な根拠を強く批判されている。
ニュージーランドのウェリントン大学の数学教授のマット・ヴィッサー(Matt Visser)は、「Conservative Entropic Forces」[18]の中で、
一般のニュートン力学の場合の保存力のモデル化する試みの中から(つまり、任意のポテンシャルと無制限の数の離散的な質量)、
要求されているエントロピーが非物理的な要求であることを導き、異なる温度の熱浴の不自然な数値を意味することを導いた。
エントロピック重力には他にも批判があり、エントロピックな過程は量子コヒーレンス(英語版)(quantum coherence)を破る破るはずであるというのがその理由である。
最近の地球の重力場内の極度に冷やした中性子の実験では、
重力がいかなるデコヒーレント要素も持たない保存ポテンシャル場であると考えられるシュレディンガー方程式が予言することと全く同じく、
中性子が異るレベルにあることが示されている。アーチル・コバキッゼ(英語版)(Archil Kobakhidze)は、この結果がエントロピック重力の反証であることに、賛成している[20][21]。