【世界一】 関正生 Part.2 【わかりやすい】at JUKU
【世界一】 関正生 Part.2 【わかりやすい】 - 暇つぶし2ch334:名無しさん@お腹いっぱい。
14/09/21 08:21:58.17 Ph7QeZj60.net
>>285
過去記事消えてるね。弱系以外も嘘が多いな。
URLリンク(d.hatena.ne.jp)
今日言及した本の著者は予備校の人気英語講師だそうです。
日本語教育関連はどの程度の見識の方かは分かりません。
英語本は2000冊読んだそうですから、英語については素晴らしい枠組みを提示してくれることを期待したのですが、この本ではその真価が発揮されておらず残念でした。

この本には、as … as の否定である、not as … asを取り上げて、解説しているところがある (pp. 185-189) のですが、
「A is as ~as B. 『A はBと同じかそれ以上~だ (A≧B) 』」に関して、
これは英検1級だろうが、TOEIC満点だろうが日本人の99.9%は知りませんので、誰もが最初は疑います。では、今から証明していきます。 (p. 187)
とまで言い切って持説を開陳してくれています。確かに、中学校の教科書にはそのようなことは書いていないと思いますが、
毛利可信 『ジュニア英文典』 (研究社、1974年)、『英語再アタック 常識のウソ』 (駸々堂、1987年)
八木孝夫 『程度表現と比較構造』 (大修館書店、1987年) 若林俊輔 『高校生の英文法』 (三省堂、1984年)、
『英語の素朴な疑問に答える36章』 (ジャパンタイムズ、1990年)T.D. ミントン 『ここがおかしい 日本人の英文法 III』 (研究社、2004年)
あたりを読んでいたら、「≧」の感覚というより「論理」は八木では25年前に指摘されていたことを、
若林は中学校段階の指導過程できちんと振り返って『36章』で引用していて、
さらに毛利、そしてミントンでは「どういうときに使うのか」文脈や使い方まで指摘されていることが分かり、その先に豊かな地平が見渡せたことだろうに、と思います。

英語教育の伝統を継承したこれらの本をきちんと読んでいれば、もっと説得力のある記述・解説が出来ていただろうにと悔やまれます。
絶版のものもあるので、おそらく、彼の選び抜いた2000冊には含まれていなかったのでしょう。
私がこれらの本に出会ったのも、きっとたまたま運が良かっただけなのでしょうから、これからは地道に2000冊を目標に英語本を読み進めたいと思っています。


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