22/12/29 16:12:40.22 XsIXlboa.net
まあ、織田信長公の塩味への思い入れは凄まじいものがあるからな。
安土城奉公中に主君の信長に、武勲の報償に誘われて、嫌々行ってみたんだが、
まず漬物が凄い。トン単位の塩で漬かってる。手土産に持ってった新香をみて「そんな水っぽいものが
食えるか、 打ち首じゃ!」という顔をする。京の者の薄味趣味は我慢できん、みたいな。
絶対、拙者の新香一樽より、信長の漬物500gの方が塩分多い。っつうか、それほぼ塩の塊じゃねえか。
で信長が漬物を勧める。やたら勧める。不良風の松永久秀と明智光秀もこのときばかりは殿様を尊敬。
普段、目もあわせないらしい光秀が「ありがたき幸せ」とか言ってる。やせ我慢か?畜生、高血圧で氏ね。
酒の盃も悪趣味、まず頭蓋骨。今川義元の首じゃってご満悦。まずお前が飲め。残さず飲め。つうか供養しろ。
で、やたら焼く。比叡山とか残さず焼く。邪魔者はみんな焼き打ちする。聖域とかそんな概念一切ナシ。
ただただ、焼く。焼いて、信長が領地を家臣に取り分ける。俺には回ってこない。畜生。
あらかた片付けた後、「どうした浮かぬ顔をして?」などと、薄汚れた茶器を進呈される。畜生。
で、信長一家、五国くらい制圧した後に、みんなでさっきの頭蓋骨の盃で勝利の美酒を飲む。
「今宵は拙者も相伴に預ります」とか森蘭丸が言う。おまえ、相伴どころか男色の夜伽相手やってるだろ?
お市の方も「ああ、酔っちゃった、あなた素敵ね」とか言う。信長こっち見んな、確実に俺殺される。
千利休が「ホトトギスが鳴きませんな」とか言って、信長が「殺してしまうから大丈夫さ」とか言う。
戦国ジョークの意味がわかんねえ。畜生、何がおかしいんだ、氏ね。
まあ、おまえら、信長公に安土城に誘われたら、要注意ってこった。