07/02/14 01:14:47 IZGYl16V
このスレ読んでたら思い出した。
小学生の頃、友人が
「お母さんが作ったの」
と言って家から持ってきたマドレーヌをくれた。
私の母はお菓子を手作りしたりする人じゃなかったので、
『お菓子って家で作れるんだ』
ということに感動しつつ喜んでいただいた。
だが期待とは裏腹にパサパサで硬くて、味はお世辞にもいいとはいえなかった。
でも友達のお母さんが作ってくれたものだし……と一生懸命食べた。
ほんと一生懸命だった。
やたらとでかくて、飲み物もなかったからパサパサ感がつらかった。
後日、母からそのマドレーヌのことで怒られた。
なんでもマドレーヌ母と会ったときに、
・マドレーヌをもらったとき、私が「美味しい」などの
賞賛の言葉を言わなかったこと(これは友人→マドレーヌ母へ伝わった模様)
・マドレーヌ事件後、マドレーヌ母と初めて会ったとき
「あの時はありがとうございました」
等のお礼を述べなかったこと
このあたりをネチネチと嫌味に言われたらしい。
当時、私は人からものを貰ったときその場でお礼を言うのみで
後日あらためて「先日はありがとうございました云々」などと言わなければいけないということを知らなかった。
あと、不味いものを美味しいと言わなければいけないなんてことも知らなかった。
マドレーヌ事件で既に私はマドレーヌが嫌いになっていたのだが、
怒られたということも重なって、それから成人するまでマドレーヌは一切口にしなかった。
今でもなんとなくマドレーヌが苦手。食べられないわけじゃないけど。