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7割の人がシャットダウンを常用
PCを使い終えるとき、シャットダウンとスリープにはどのような違いがあるのだろうか。シャットダウンは完全に電源を落とすことができるが、再び起動するにはシステムの立ち上げに時間がかかってしまう。
これに対してスリープは、メモリーの状態を保持することで、わずかな電力を消費するものの、素早く復帰できるというメリットがある。
ノートPCの画面を閉じればスリープになる機種がほとんどのため、多くの人は無意識のうちに使っているかもしれない。スマホやタブレットでは、画面をオフにするスリープが当たり前のように使われている。
だが、NECPCによれば7割のユーザーがシャットダウンを使っているという。その背景には、長年の習慣があると同社は見ている。スリープ機能が登場するからPCに慣れ親しんできたユーザーの中には、いまでも忠実にシャットダウンを実行している人が少なくないというわけだ。
NECPCとして、より便利なスリープを使ってもらうよう、ユーザーを啓発していくという方向性もあるだろう。それと並行して、ユーザーがいま直面している不満を解消すべく、シャットダウン状態からでも高速起動する技術の採用を進めている。
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