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机や壁がタッチスクリーンに 米で最新技術の見本市
アメリカ ラスベガスで開かれている世界最大規模のテクノロジー見本市では、
プロジェクターで画面を映すと机や壁がタッチスクリーンとして使える製品など、
これまでのパソコンやタブレットの発想を変えるような最新の技術が出展されていて注目を集めています。
世界最大規模のテクノロジー見本市、「CES」は世界中からおよそ4500社以上が参加し、
自動運転やAI=人工知能、スマホなど、幅広い分野の最新技術を展示しています。
このうち、3年前に創業された中国のパピーロボティクスが開発した高さおよそ21センチ、
幅およそ13センチのプロジェクターは、画面を机や壁などに映すとタッチスクリーンとして使えます。
プロジェクターに内蔵された小型のカメラが指の動きを検知することで、映し出された画面を触ると文字の入力やタップなどの操作ができるというものです。
好きなアプリをダウンロードして利用でき、スクリーンは最大で120インチまで拡大できます。
担当者は「あらゆる場所をタッチスクリーンに変えることで、パソコンに代わる製品として人々の生活を便利にしたい」と話していました。
中国の出展企業 全体の4分の1以上
CESのホームページによりますと、今回出展している企業数は、およそ4500社です。
このうち、中国からは通信大手のファーウェイや家電メーカーのハイセンス、検索サイトを運営するバイドゥなど、1000社を超えています。
米中の対立が深まっている中でも、全体の4分の1以上が中国企業ということになります。
最先端の産業が集積し「中国のシリコンバレー」とも呼ばれる広東省の深セン※からのスタートアップ企業が多いのが特徴です。
このほかの国では、韓国がサムスン電子やLGなどおよそ300社、
フランスがスタートアップ企業を中心に250社余りなどとなっています。日本からの出展は、70社余りです。
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