【朝鮮日報/社説】韓国大統領府の北朝鮮弁護は度が過ぎているのではないか[11/14]at NEWS4PLUS
【朝鮮日報/社説】韓国大統領府の北朝鮮弁護は度が過ぎているのではないか[11/14] - 暇つぶし2ch1:右大臣・大ちゃん之弼 ★
18/11/14 10:15:33.12 CAP_USER.net
人工衛星の写真分析の結果、北朝鮮が少なくとも13カ所のミサイル基地でひそかにミサイル計画を継続している状況が確認された、と米ニューヨーク・タイムズ紙が報じた。分析作業を行ったシンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」は、北朝鮮が米朝首脳会談や平壌南北首脳会談で東倉里ミサイルエンジン試験場の永久廃棄を約束し、それがミサイル計画の放棄であるかのように宣伝しているのは、巨大な欺瞞(ぎまん)行為だと指摘した。
 北朝鮮は、東倉里試験場、豊渓里核実験場、寧辺原子炉施設といった、役割を終えたり使い道がなくなったりした核施設を選び、非専門家を呼んで爆破ショーを繰り広げた。それを、あたかも非核化措置であるかのように装ってきた。その代価として韓米合同軍事演習の中止を手に入れ、終戦宣言および北朝鮮制裁緩和という、さらなる「相応の措置」まで要求している。その一方、依然として10カ所を超えるミサイル施設を運用していた。ウラン濃縮も継続しているだろう。既に地下でウラン濃縮施設を稼働させているという疑惑が持ち上がっている。ニューヨーク・タイムズ紙の報道は、米情報当局が「北朝鮮式非核化」とは偽りのものであると暴露し、真の非核化を迫っているものとみなければならない。北朝鮮が非核化の第一歩に当たる核施設の申告はできないと言って粘っているのも、自分たちが隠しておいた秘密施設を米国がどこまで知っているか分からず、それゆえにうそをつき難いからだろう。
ところが韓国大統領府(青瓦台)の報道官は、ニューヨーク・タイムズ紙の報道について「既に韓米情報当局が把握していた内容で、新しいものではない」とし「北朝鮮が東倉里ミサイル基地のほかに、別のミサイル基地を廃棄すると約束したことはない」と発言した。北朝鮮の報道官も、これと全く同じことを言っただろう。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は今年9月、米国FOXニュースのインタビューで「東倉里ミサイル試験場が廃棄されれば、北朝鮮は二度とミサイルを試射する挑発はできなくなる」と語っていた。韓国政府も北朝鮮のミサイル基地のことを知っていたのに、文大統領はミサイルの脅威が全て消えるかのように語ったのか。北朝鮮がだましたのでないなら、韓国の大統領がだましたことになる。
 ニューヨーク・タイムズ紙は「休戦ラインに最も近い黄海道黄州のサッカンモル秘密基地は、ソウルからわずか135キロしか離れていない」と懸念を示した。大統領府の報道官は「サッカンモル基地のミサイルは短距離のスカッド・ミサイルで、大陸間弾道ミサイル(ICBM)とは関係ない」と発言した。米国人に向けて飛んでいくミサイルが心配で、韓国人に飛んでくるミサイルは関係ないという言葉に聞こえる。韓国人は、北朝鮮の核ミサイルの脅威にさらされて生きてもいいのか。これが大統領府報道官の口から出てもいい言葉なのか。北のミサイル基地運用が明らかになったのに、その攻撃対象たる韓国の政府が身を乗り出して弁護してやっている。この光景を、国際社会はどういう目で眺めるだろうか。

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朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2018/11/14 10:02


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