17/08/16 23:12:11.86 CAP_USER.net
済州島を訪れる日本人観光客が5年ぶりに増加に転じたことが分かった。済州特別自治道（以下、済州道）によると、今年に入って今月15日までに済州島を訪れた日本人観光客は3万2651人で、前年同期に比べ6.7%増加した。
日本人観光客の数は2012年までは増加を続け、同年に18万人を記録したが、韓日関係の悪化や円高、済州島の知名度不足などの要因が複合的に作用し、13年には12万8000人と減少に転じ、昨年は約4万7900人へと急減。
このため済州島と福岡を結ぶ航空便が14年10月から運休するなど航空路線も縮小した。
日本人観光客が再び済州島に戻ってきたのは、済州道が中国一辺倒だった観光マーケティングを見直し、多様化したことが一因だと分析されている。今年に入って今月15日までに済州島を訪れた中国人観光客は約60万人で、前年同期に比べ68%も減少した。
韓国が米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル（THAAD）」を配備したことに対する中国政府の報復措置（韓国観光禁止令）が解除されるまで、中国人観光客数の回復は困難だとみられる。
しかし済州道は、日本人観光客についてはこのまま増加傾向が続くとみている。済州島と東京、大阪を結ぶ定期航空路線が増設され、現在は週に往復28便が運航されているほか、チャーター便も続々と運航されているからだ。
また、今年中に日本発の中型・大型クルーズ船が8回、済州島への入港を予定しており、追加の入港の問い合わせも相次いでいるという。
済州道の関係者は「済州道はこれまで東京・大阪との航空路線を維持し、旅行代理店に対し集客用の広告費用を支援するなど、日本市場回復のためにさまざまな努力を重ねてきた」と述べた。
済州＝ オ・ジェヨン記者
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