17/08/15 21:45:51.93 CAP_USER.net
韓国のソウルで、アメリカ軍の最新の迎撃ミサイルシステム「ＴＨＡＡＤ」の配備について反対派と賛成派、双方の集会が開かれ、北朝鮮が弾道ミサイルの発射計画を発表する中、脅威にどのような姿勢で臨むべきか改めて議論となっています。
ＴＨＡＡＤの配備に反対する集会は韓国の労働団体の呼びかけで１５日夕方、ソウルにあるアメリカ大使館前で開かれました。
参加者の代表は「アメリカは朝鮮半島の分断を利用して武器を売っている。緊張をあおる勢力にだまされるな」などと訴えました。そしてＴＨＡＡＤの配備撤回や今月２１日から韓国で始まる米韓合同軍事演習の中止を呼びかけました。
一方、ＴＨＡＡＤ配備に賛成する保守系の団体もソウル市内で集会を開き、北朝鮮の脅威に対抗するためにＴＨＡＡＤの配備を推進するよう訴えました。
韓国のムン・ジェイン（文在寅）政権は当初、ＴＨＡＡＤの配備に慎重な姿勢をとっていましたが、北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイルの発射を受けてその姿勢を一転させ、本格運用を急ぐ方針を決めました。
さらにその後、北朝鮮が中距離弾道ミサイルをグアム島周辺に向けて発射する計画を検討していると発表したことから、韓国内では北朝鮮の脅威に対してどのような姿勢で臨むかをめぐって改めて議論となっています。
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