【2012年大河ドラマ】平清盛アンチスレPart27at NHKDRAMA
【2012年大河ドラマ】平清盛アンチスレPart27 - 暇つぶし2ch161:日曜8時の名無しさん
12/12/07 02:49:14.39 BPvvswKr
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>さて、冒頭に書きましたが、今回の「宿命の敗北」とは、まことの武士ではなくなった清盛
>(第28回の頼朝の言葉を借りるなら「まやかしの武士」と成り果てた清盛)が、まことの武士の魂を受け継ぐ頼朝に負けた、ということなのだと思います。
>頼朝の中には義朝の魂が生きているので(第28回)、清盛は義朝に負けた、ということでもある。
>もっといえば、「もののふ」の魂を失った平家一門が、全国に息づく「もののふ」の魂に負けた。
>いや、もっといえば、「まやかしの武士」に成り果てた平家一門は、戦う前から負けている。
>富士川の戦で「戦わずして負けた」という史実を描きつつ、武門でなくなった平家一門の姿を、心と体の軸を失った清盛の姿を容赦なく突きつける。
>全く、残酷です。戦慄します。

>平家のことばかり書いてしまいましたが、頼朝について。
>清盛と頼朝は、今回、それぞれの存在の証である宋剣と髭切を携え、同じ「武士の世」という言葉を口にし、それは「父の悲願」と言う。
>頼朝が清盛に最後に会ったのは、平治の戦の後、頼朝の沙汰の際。
>そのときの清盛の言葉を、長くなりますが引用します。
>(それは半ば義朝に向けて語られています。)

>「お前はそれで気がすむだろう。ただ一心に太刀を振り回し武士として生き武士として死んだ、そう思うておるのだろう。
>だが、俺はどうだ。俺はこの先も生きてゆかねばならぬ。お前のおらぬこの世で、武士が頂に立つ世を切り開いていかねばならぬのだ。
>それがいかに虚しいことか、わかるか。いかに苦しいことか、わかるか。
>だが、俺は乗り越える。乗り越えてこその武士じゃ。醜きことにまみれようと必ずこの世の頂に立つ。途中で降りた愚かなお前が見ることのなかった景色を、
>この目で見てやる。そのときこそ思い知れ!源氏は平氏に負けたのだと。あのつまらぬ乱を起こしたことを悔やめ。
>おのれの愚かさを罵れ!俺はお前を断じて許さぬ!
>誰が殺してなどやるものか。まことの武士はいかなるものか、見せてやる。
>源頼朝を流罪に処す。遠く伊豆より平氏の繁栄を指をくわえて眺めておれ!」

>そう言って去った清盛に対して頼朝は
>「私はただ、その大きな背を見送ることしかできなかった。だがその背に我が父義朝が果たせなかった志までも負うていることだけはわかった。」
>と語っていました。
>父義朝はかつて清盛とともに「武士が頂に立つ世」を切り開こうとしていたのだ、と頼朝は思っている。
>そしてその志を今、自分が叶えたい、と思っている。
>清盛は清盛で、「武士の世」を「あやつ」(頼朝=義朝)に見せたいと言う。
>頼朝と清盛は、同じ「武士の世」をめざす同志。
>だから頼朝は、ただ平家を討つというよりも、清盛に会ってかつての志を問いたいと思っている。
>この頼朝の清盛への特別な思いが、第1話冒頭の台詞、「平清盛なくして武士の世は来なかった。」を言わせることになるのでしょうが、
>この言葉に続いて、頼朝はこうも言っています。
>「私は知っていたのだ。平家一門を築き上げた男、平清盛こそが、誰よりもたくましく乱世を生き抜いた、まことの武士であったことを。」

>やっぱり、「まことの武士」なのですか。

>残すところあと3回。
>この物語はどんなふうに私たちを揺るがして、あの冒頭へ還っていくのでしょうか。
>このところ、毎回、思わぬところからの「そう来たか」に打ちのめされています。
>さあ。覚悟はいいですか(三回目)。


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