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【ソウル聯合ニュース】中国が人民元の国際化に力を注いでいることを受け、韓国の経済団体が
対中貿易の決済通貨として人民元の使用を積極的に検討すべきだと提起した。
大韓商工会議所は２０日に発表した報告書で、韓国の対中輸出の割合が高まり、韓国企業と
政府が対中貿易における元建て決済について具体的な実行策を論議する必要があると強調した。
報告書によると、中国の人民元による貿易決済額は２００９年下半期（７～１２月）の３６億元
（約４３３億５０００万円）から昨年下半期は４３９３億元と１年で１００倍以上増加した。
報告書は、対中貿易で元建て決済を実施すれば、企業は米ドルの為替変動リスクを軽減できる
ほか、対中貿易の競争力が強化されると主張した。
ただ、中国内の資本市場開放度や海外での人民元による投資に対する魅力が低く、人民元が
米ドルに比べ為替変動に備える手段が不足しているという欠点もあると説明した。
聨合ニュース: 2011/10/20 10:19
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