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韓国国防部の軍事編纂(へんさん）研究所は15日、1950年6月25日から53年7月27日にかけて、
韓国と北朝鮮の間で朝鮮半島の主導権をめぐって勃発した朝鮮戦争（韓国：6．25戦争）当時、
世界60カ国が韓国側を支援したことを明らかにした。複数の韓国メディアが報じた。
軍事編纂研究所は、韓国国防部の戦争史の研究・編纂を行っている研究所。同所が最近公開した
米国政府の関連文書と国際連合の報告書に関する分析結果によれば、朝鮮戦争には韓国軍と共
に資本主義陣営としてアメリカなど国連に加盟した16カ国が参戦し、44カ国が医療や軍需物資、
戦後復興を支援したという。
韓国政府はこれまで、朝鮮戦争で韓国側を支援した国を41カ国と把握してきた。しかし、今回
の調査でオーストリアやドイツなどの19カ国も、軍需物資や戦後復興の支援を行っていたこと
が確認された。韓国メディアは、「朝鮮戦争当時の93カ国の独立国中、6割以上が韓国を支援
していたことになる」などと伝えた。
一方、韓国の国防部は同研究結果について、来年3月に外交通商部と教育科学技術部などと共に
最終確認を行い、韓国国内の公式記録や教科書などに対する修正作業に着手する計画だという。
（編集担当：永井武）
サーチナ 2011/10/17
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