11/09/01 12:22:32.20
URLリンク(img.yonhapnews.co.kr)
貿易収支の推移
輸出464億ドルに対し輸入は456億ドルで過去最大
時期要因……8月休暇控え7月に予め輸出「7高8低」
(ソウル=聯合ニュース)コ・ヒョンギュ記者=
先月の貿易収支黒字規模が8億ドル(約613億円)と急減した。
1日知識経済部が発表した8月輸出入動向によれば、昨年同月比で輸出は27.1%上がった464億ドル
(約3兆5534億円)、輸入は29.2%増加した456億ドル(約3兆4922億円)と暫定集計された。
これに伴い、貿易収支黒字は8億ドルを記録し、19ヶ月連続で黒字を更新した。
だがこれは、72億2千300万ドル(約5532億円)で月間史上最大の黒字を記録した7月に比べて大きく
落ちこんでおり、12億ドル=約919億円(確定分)で過去19ヶ月間で最低だった昨年8月の記録以来
最も低い水準だ。
輸出は米国・EUなど先進国の景気低迷で増加率がやや鈍化した中での単価下落で半導体や液晶デバ
イスなどは昨年に比べ減少傾向である反面、石油製品や自動車部品など大部分の主力製品は着実に増
加傾向を見せた。
品目別増加率を見ると、石油製品84.5%、船舶77.5%、石油化学34.0%、自動車32.5%、自動車部品
31.7%、鉄鋼製品30.9%の順だった。
逆に液晶デバイス(-21.5%)、半導体(-14.1%)等の輸出は減少しており、無線通信機器の輸出増
加率も7.1%に留まり相対的に不振だった。
地域別では先進国に対する輸出が米国-5.9%、EU-7.0%等と停滞したが、日本(30.9%)の他、A
SEAN(26.9%)や中国(16.5%)等の新興国を中心に堅調な成長を持続した。
輸入原材料の場合、価格が上がり導入量も増え、原油が45.6%、石炭とガスが各々37.5%、33.5%増
加した。
資本財と消費財は増加傾向が留まる中、航空機部品(172.3%)、豚肉(92.1%)、衣類(45.4%)
等が急上昇した。
知識経済部は「毎年8月は夏季休暇など季節的要因で貿易収支が前月比で大きく減少することが一般
的」とし、ITの持続的な輸出不振や鉄鋼・自動車・船舶などの7月早期輸出に伴う8月輸出量大幅
削減で貿易黒字の縮小幅が大きくなったと分析した。
また、衣類、航空機など消費財と資本財の輸入が増加し、月間ベースで史上最大の輸入分を記録した
と付け加えた。
従来の最大値は3月の454億9千万ドル=約3兆4837億円(確定分)であった。
知経部関係者は「概して休暇が集中している8月を控え、7月に輸出(船積み)を前倒しするため
『7高8低』現象がある」とし「一時的な下降だと見ている」と話した。
この点で9月には8月より収支が改善される見通しだが、先進国経済の再停滞と新興国の景気鈍化な
ど対外不安要因が潜在しているため持続的なモニタリングが必要だと話した。
聯合ニュース/韓国語(2011/09/01 09:45)
URLリンク(www.yonhapnews.co.kr)