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△太陽の帝国。ウ・ヨンス著・パンテオンハウス・各巻1万2800ウォン
1400年前、目覚しい全盛期を誇りながら、ある日突然に滅びてしまった国、百済。その滅亡には
釈然としない部分がある。それは「三千宮女と義慈王」だ。史書のどこにも三千宮女に関する記録
が見つからない。百済が滅亡してから1000年が過ぎた後、朝鮮中期の詩人、閔齊仁(ミン・ジェイ
ン)の「白馬江賦」という詩に文学的な修飾語として初めて登場しただけだ。
著者は亡国の君主として頭に深く刻印された義慈王に対する誤解と偏見、誤った常識に異議を唱
える。義慈王は‘酒池肉林’の崩壊君主と烙印を押され百済の名誉、進んで大韓民国の名誉を汚
している。この小説は膨大な歴史資料を土台に椅子王の人生を再構成してこれら誤った認識を正
そうと考えた。
事実、義慈王は百済の王になる前、列島百済の天皇(舒明天皇)として飛鳥文化の発展を実質的
に導いた人物だった。合わせて本国の百済大王になった後、失った大陸の領土を取り戻そうと努
力した非常に進取的で英敏な君主でもあった。
小説はこういう歴史的事実と背景を土台に百済末期、大陸回復をめぐって広がった支配階級間の
政争と暗闘、崩壊後に列島に亡命するほかなかった百済国民たちの人生と日本誕生のミステリー
など興味深く含んでいる。
チョン・ミナ記者
ソース:大田日報(韓国語) 太陽の帝国崩壊君主義慈王に対する偏見ひっくり返して
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