23/11/12 09:30:13.98 U7ZYeR3id.net
>>765
今の博多練酒というのがほぼ平安から室町までの酒の姿を残してるというね。
見た目は水で薄めてない甘酒の原液みたいで、極甘。
後になっても透き通ってるが安土桃山頃の天野酒のようにアルコール入りシロップとしか言えないのや
幕末西洋人の接遇にシェリー酒代わりに使われた鞆の保命酒とか甘口が日本酒の主流や高級品だった。
どぶろくも江戸迄のは基本甘口。
それが終戦後以降焼酎や辛口など甘くない酒が一気に日本酒のメインストリームに激変して
現在に到るんだが、時行辺りは多分博多練酒のような白くドロッとした濁り酒を口にしてたかも。