21/01/16 13:45:45.88 Pg+Mu/J+0.net
甲状腺癌の種類のひとつで、一番多いタイプです。原因は不明で、痛みなどの症状はほとんどなく、症状があったとしても甲状腺のしこりや、リンパ節の腫れ程度です。乳頭という名前ですが、胸にある乳腺とは全く関係がありません。この癌細胞を顕微鏡で観察すると、癌細胞が「乳頭」のような形をつくっているので、この名前がつけられています。
甲状腺乳頭癌には、以下のような特徴があります。
・ゆっくり発育し、性格がおとなしい症例が多い
・頸部のリンパ節への転移が多い
・肺や骨など遠隔臓器への転移は少ない
・進行すると、反回神経(声を出す神経)や気管に浸潤することがある
・約2~5%の確率で家族内発症がある