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映像の話ではないが、引き継ぎがうまく行かないと、
こんな結果を招くという好例。
「京都市立図書館、桑原武夫氏の蔵書1万冊誤って廃棄…遺族に謝罪も貴重な蔵書失う」
京都市は27日、文化勲章受章者で元京都大名誉教授の仏文学者、故桑原武夫氏の遺族から
寄贈を受けた約1万冊の蔵書を誤誤って棄したと発表した。
保管場所の改修の際、経緯を知らない職員から置き場がないことを相談された上司が、
寄贈されたと知りながら遺族に相談せず廃棄を判断した。
市は上司の女性職員(57))を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分にした。
(中略)
市教委によると、同年10月に遺族から1万421冊の寄贈を受け、平成20(2008)年6月
からは右京中央図書館が管轄する保管場所に置いていた。
この保管場所が改修されることになり、職員が当時副館長だった女性職員に廃棄すべきか
どうかを相談すると、「これまで寄贈書に対する問い合わせはほとんどなく、目録があれば
対応できる」と判断。遺族の意向を聞くなどせずに27年12月に廃棄した。
今年2月に市民から蔵書への問い合わせが図書館にあり、廃棄処分をしたと回答したため発覚した。
市は遺族に謝罪した。
寄贈書の中には「現代日本思想大系」など桑原氏が収集したものや桑原氏が執筆した対談集などがあった。
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