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アメリカの芸能界の仕組み 労働組合
・演劇俳優の労働組合。1913年設立。会員数4万3648人(2015年時点)。
・労働環境の悪化に憤った俳優たちは、AEAを結成し、ストライキを 実施し、劇場を閉鎖に追い込んだ。
・ 劇場シンジケートが交渉のテーブルにつき、俳優たちは権利を獲得 していった。
提言 民主主義の強化策としての芸能界改革
・2014年、俳優の小栗旬が雑誌のインタビューで俳優の労働組合結成の意欲を語る。
その後、女性スキャンダルが相次ぎ、沈黙する。
・タレントが身動きできないのであれば、行政が率先して芸能界に介入するべきではないか?
・ 1950年代、アメリカではラジオDJにお金を渡してヒットチャートを操作する「ペ
イオラ」と呼ばれる賄賂が存在したが、58年にペイオラを違法とする法律が制定さ
れ、60年 初頭にはその中心人物だったラジオDJ、アラン・フリードが音楽業界から
排斥された。 これに関連して藤永康政日本女子大学文学部准教授は次のように指摘している。
「放送局のDJは、公職にあるものでもなければ、公務員でもない。しかし、電波
という〈公共の財産〉を使用しているがゆえに、受託収賄の嫌疑がかけられたのです。
(中略)マスメディアは、ひとの目に見えないところで工作を行っている、と。 」