14/10/13 20:52:19.11 .net
結論から申しますと、毘沙門天(多聞天。但しいわゆる「双身毘沙門」は除きます)、吉祥天は権類(佛菩薩が権(かり)の姿をとったもの)としてユガ行を以て扱って護摩も行い、弁才天もこれに準じます(三面大黒天の毘沙門面・弁「財」天面は除きますよ)が、
それ以外の天部尊は「実類」として、あくまでも「取引」の相手…ということになります。
よく天部尊さんが恐い…というのは眷属どうこうよりも実はこの部分であって、天部尊と誤って一体となってしまう=天部尊に取り込まれてしまう、魅入られてしまうと、六道流転の渦の中に陥り、人界に二度と帰ってこれなくなるからなのです。
ちなみに本邦の天神地祇に関しても、その本地によって権類と実類とに分かれ、例えばお稲荷さんならば本地を愛染明王等と解するなら権類、ダキニ天と解するなら実類となって拝み方も変わってきますが、
豊川稲荷の場合は明確に実類のダキニ天として拝んでいますので、それ相応の距離と注意を保って、「取り込まれる」ことがないように接することが肝要です。
それでは各御質問に、私の経験から判る範囲内で誠実にお答えさせて頂こうと存じます。
くどいようですが、より実修に近い形で天部尊さんを拝みたい方は、羽田さんはじめ天部尊専門の行者さんに直接御師事なされて、安全なラインを随時見極めて頂くことを強くお勧めします。
上のほうのレスで例が出ていますが、醍醐派さんから破門されて初心者に対して聖天浴油供や大元帥明王法を講習している某人や、浴油フキフキ(ああ…。)などは論外で、人々に破滅の道を広める無責任極まりない輩と言わざるを得ません。
醍醐派さんを破門されたのもむべなるかな…のただの外道です。
東密に、世界はなべて法性