12/08/15 12:37:38.17 YCkB0rMD0
ヒソカは生まれて初めて、圧倒的な実力差というものを感じていた
念の勝負はオーラの総量で決まらないという経験則を圧倒的に凌駕する絶対的な力の差
自分は最強であるという思い込み、揺るがない信念を持ち続けたヒソカにとって、それは初めての事だった
絶望で涙すら流した、これも初めての事である
ゴンさんの靴の裏を舐めてでも助かりたい、そう思ったヒソカにゴンさんは言った
「俺には今のお前がゴミにしか見えない」
「そう言ってゴンさんは、ゴンさんはボクを見逃してくれた」
「その後は必至で修行したさ、ろくな修行もせずに最強だと自惚れてた自分を恥じて」
「そして姿と形を変え、新しい強力な念能力を編み出し、美しい魔闘家鈴木として生まれ変わったんだ」