12/01/01 11:08:14.14 A2fjMvYx0
答えを知ってて問いかけた どうして私を捨てるのと
意地悪に う●こは小さく呟いて そっと顔を覗かせた
肛門の『さよなら』と動いた唇に 『ありがとう』と口づけて う●こは水辺へ捨てられた
冷たい水の飛沫さえ もう肛門には届かない
遠く見上げた肛門に 叶わぬ願いを押し殺し う●こは崩れて沈みゆく
う●この流した涙さえ それと判別できぬまま
肛門は別れ際の口づけを ためらいがちに拭いさり
ほのかな香りも温もりも 忘れる様にと言い聞かす
最初で最後の口づけの 跡を残した白い紙 それは水面へ舞い落ちた 朽ち果てたう●こを覆い隠す様に
肛門の無言の想いに包まれて う●こは静かに目を閉じた
そんな悲しい結末を ち●こは静かに見つめてた
ふぐりの影から人知れず うなだれながら見守った 溢れる気持ちを隠せずに 声を殺して泣いていた
ち●こがずっと秘めていた 募る想いは告げずとも 暖かな涙はう●こに届いてた
すぐに消えゆく温もりに う●こは気付かぬ振りをして これでいいのと微笑んだ
やがて扉は閉ざされて う●こを闇へと連れ去った
灼ける様に冷たく激しい濁流に その身は脆くも崩れさり
う●こは別れを呟いた もう届かないと知りながら
肛門は振り返らずに立ち去った 二度と会えぬと知りながら
また一つ う●こが闇へと消え去った もう二度と光の届かぬ世界へと