12/08/31 22:22:35.74
小林竜司からの手紙
「ちなみに、私がこれほどまでに作業にこだわりますのは、昨年の平成22年5月頃に
被害者御遺族の代理弁護人より損害賠償の支払いを求められた際、私は現時点でも
どうすることも出来ませんが、しかし、せめて誠意だけでもお伝えしたいと思い、
『死刑が確定したならば、請願作業をさせて頂けるとのことですし、私は執行の日
が来るその時まで請願作業をし、終生贖罪の日々を歩ませて頂きたいと決意して
おりますし、僅かな賞与金など、お支払いした内にもならないことと存じますが、
その作業で得る賞与金をせめて賠償の一部にあてさせて頂きたいと考えております』
と、大方このようにお誓い申し上げたのですが、しかし、それから1年後に本格的に
死刑囚となった訳ですが、実情は請願作業はじめ受刑者の作業すら無いという状態
でして、個人的には『無い』という一言で片付けるのはなく、『無いなら無いで新たに
作業を捜して来い』と己の立場も省みず、このように憤りを感じている今日この頃ですが、
社会の不景気や先の大震災の影響などを考えますと、やむを得ないことなのかも知れません。
とはいえ、作業が全く無いという現状には大変参っており、悔やまれてなりません。
いずれ良い方向へと改善され、少しでも贖罪の日々が歩めることを祈りつつ、意見・要望と
させて頂きます。 2011年7月」