07/05/02 01:09:23 T9wEOLNu
電圧帰還型の場合は、帰還抵抗は好きに決めてかまわない。
ただし、
・帰還抵抗を大きくすると、浮遊容量と帰還抵抗で作る時定数が周波数特性に影響してしまう。
・帰還抵抗を小さくすると、アンプの負荷が重くなって歪率が悪化する。
という制約を考えると、普通は10kΩ前後が妥当なところ。
ただし、OPアンプの入力容量が5pFだとすると、10kΩと5pFで、3MHz付近に極ができる。
この周波数は「ループゲインはまだ残っているが、位相特性はそろそろ苦しい」という辺りなので、
上手く処理してやらないと、オーバーシュートやリンギングの原因になる。
249の言う「帰還抵抗を変えると音質が変わる」は、その辺が原因だろうな。
OP275とかOPA314の評価が高いのは、その辺の問題を上手く回避できるような特性を持っている
というのも、一因ではないかと思う。