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徳島市の西部環境事業所に勤める職員の男が、自宅に電気の配線を勝手に
引き込んでつかっていたとして、警察は、この職員を窃盗の疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは、徳島市の西部環境事業所に勤める４０歳の技能主任の男です。
警察や四国電力によりますと、この技能主任は板野郡内にある自宅で
電気の引き込み線を不法に配線し、去年１２月から今年３月にかけて、
合わせて６８６キロワットアワー、金額にして１万８７００円余りの分の
電気を四国電力から盗んだ窃盗の疑いがもたれています。
四国電力によりますと、この技能主任は、電気料金の未払いが
続いていたことから去年１２月に電気の供給を止めましたが、
その後もエアコンの室外機が回り続けていたことから、
調べたところ、勝手に配線をして電気をつかっていたことが分かりました。
四国電力は今年２月に警察に被害届けを出し、警察は、１５日、
窃盗の疑いで技能主任を書類送検しました。
職員が書類送検されたことについて、徳島市は、１６日午前、
市役所で記者会見を開きました。榊勇総務部長は、
「あってはならないことで、被害にあった電力会社や市民の
信頼を傷つけたことを深くお詫び申し上げます。
申し訳ありませんでした」と謝罪しました。
今後の対応について、榊総務部長は、
「早期に事実関係を確認し、厳正に対応していきたい」と述べ、
検察の判断を見たうえで何らかの処分を行う考えを示しました。
ソース：NHK徳島のニュース 2009年4月16日 18時40分更新
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