【プロ野球】<「退場」は名誉の証しなのか、それとも愚行と呼ぶべきか?>1時間19分中断させた上田監督とベースを投げたブラウン監督at MNEWSPLUS
【プロ野球】<「退場」は名誉の証しなのか、それとも愚行と呼ぶべきか?>1時間19分中断させた上田監督とベースを投げたブラウン監督 - 暇つぶし2ch1:@Egg ★@\(^o^)/
17/05/05 12:34:56.16CAP_USER9123456.net
プロ野球の「退場」は名誉の証しなのか、それとも愚行と呼ぶべきか-。
広島の緒方孝市監督(48)が4月19日のDeNA2回戦(マツダスタジアム)で審判員への暴言で退場処分を受けた。同監督にとって現役時代を含めて初の退場劇。
一塁アウトの判定を不服として山路審判員に激しく詰め寄り、暴言を吐いたとされるが、ふだん冷静沈着で知られるクールな指揮官が烈火のごとく怒るシーンはカープファンを驚かせた。
しかし、いかなる抗議の手を尽くしても、プロ野球においてアウト、セーフを巡るビデオ判定はなく、判定が覆る可能性はない。
過去には一つの抗議が勝負の流れを変えてしまったこともあり、怒りの流儀もそれぞれのようだ。
最多退場処分のプロ野球記録を持つのは、元近鉄の主砲タフィー・ローズの14回。
退場パフォーマンスで有名だった広島のマーティ・ブラウン元監督も12回と負けていない。すべて監督時代に受けた“レッドカード”である。
緒方監督よりも2代前の指揮官、ブラウンという男の経歴を紹介すると-。大リーグのレッズなどに在籍したが、目立った活躍はなく、広島で3シーズンにわたってプレー後、古巣の広島と楽天で監督を歴任。
監督として5シーズン采配を振るったが、一度もAクラス入りを果たせなかった。
しかし、この男、数々の退場劇で語り継がれている。ベースを投げたり、ベースを付近の土で覆ってしまったり。まるで少年同士のけんかのように、やり場のない気持ちをあらわに、笑いに変えるのがブラウン流だった。
■「大人の流儀」を身につける
野球に限らず、不服なジャッジに正面から立ち向かえば、かえって審判が態度を硬化させるのは世の常である。
「管理野球」で知られた知将・広岡達朗はヤクルト監督時代に審判の判定にめったにクレームをつけなかったといわれる。「審判も人の子」と、人間誰もが過ちを犯すことを理解していたようだ。
「彼がクレームをつけるのは、審判が一度下した判定を相手監督の抗議によってくつがえしたときだけだった。
大杉勝男(ヤクルト)の一打をめぐって試合が1時間19分にわたって中断したあの有名な日本シリーズのときも、彼は相手(阪急)監督の上田利治が強硬に抗議しているあいだ、
ベンチの椅子にすわって一歩も動かなかった」(海老沢泰久著『みんなジャイアンツを愛していた』新潮文庫)。当時の抗議シーンの映像を見ても、広岡監督の姿はほとんど映っていない。
「トルネード投法」で時代を築いた野茂英雄も、審判の下す判定にほとんど一喜一憂しなかった。1試合でストライクをボールと判定される経験は1度はあるだろう。
野茂の場合、不満や怒りを鎮めて、ポーカーフェースを貫いて黙々と投げ続けたのだ。
■抗議が逆効果になることも…
一方、緒方監督にとってプロ野球人生初の「退場処分」は名将への通過点と見ることもできる。もともと、球界には「監督の猛烈な抗議は選手の闘志に火を付ける」と言われるほど、その効果を期待する指揮官もいた。
とはいえ、野球をするのはあくまで選手である。審判に抗議を繰り返し、熱戦に水を刺すのはスポーツマンシップに反するし、監督が選手よりも目立ってしまうのは危険な兆候といえる。
阪急の黄金期を築いた上田監督は情にあつい指揮官で知られたが、執拗な抗議は自軍の選手の間にも失望と落胆を増長させたといわれる。長時間にわたるゲームの中断はときに“しらけムード”を演出するからだ。
実際、阪急はあの猛烈な抗議があった日本シリーズ(1978年)を落としている。
怒りの矛をどう収め、審判とどう譲歩を図るのか-。どんなスポーツにも誤審はつきもの。怒りを笑いとユーモアに変えたブラウンのような“名将”が懐かしく思える。
産経新聞 5/5(金) 12:30配信
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