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競泳の世界選手権（７月・ブダペスト）代表選考会を兼ねた日本選手権第２日は１４日、名古屋市のガイシプラザで行われ、
男子１００メートル背泳ぎで入江陵介（イトマン東進）が５３秒４６で４連覇し、世界選手権切符をつかんだ。
「世界一美しい」と称される入江の背泳ぎに輝きが戻った。直前まで今大会の出場を迷ったというが、
１人だけ予選から世界選手権の派遣標準記録を上回り、決勝も記録を伸ばし４連覇を達成。
表彰式では「この舞台に帰って、また優勝できてうれしい」と喜んだ。
リオデジャネイロ五輪後はメダルを逃した失意から休養。引退も考えたが、
「ロンドン五輪の表彰台から見た景色を今も覚えている。もう一度戻りたい」と奮起し、
２月に米国へ拠点を移した。トップ選手に囲まれた環境で泳ぎを見つめ直し、再びスイッチが入った。
鋭さを取り戻した眼で見据えるのは「日本人として特別」と語る東京五輪。
「世界はどんどん進んでいる。このタイムでは足元にも及ばない」と切り替えた入江。
再起を印象づけるために、まずは１６日に得意の２００メートルで１１連覇を狙う。（大宮健司）
2017.4.14 23:19 産経WEST
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日本水泳連盟
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