17/03/30 10:03:58.05 CAP_USER9.net
米国のドナルド・トランプ大統領(70)が、伝統行事の大リーグ始球式を拒否した。ワシントンを本拠地とするナショナルズは4月3日(日本時間同4日)のマーリンズとの開幕戦で依頼していたが、28日(同29日)に球団広報がホワイトハウスから断りの連絡が入ったことを明かした。スケジュール調整がつかないことが理由だが、100年以上の歴史がある始球式をないがしろにしたことで波紋を呼びそうだ。
開幕戦を6日後に控える中での始球式拒否。ナショナルズの球団広報は「ホワイトハウスからスケジュール上の都合により、参加できなくなったとの連絡が来た。ご存じのように、大統領を開幕戦に招待することは、ここワシントンでは100年以上の歴史があり、我々もその伝統を引き継いできたが…」と困惑した様子で説明した。
大統領と野球の関わりは1世紀以上に及ぶ。初めて始球式を行ったのは1910年のタフト大統領。当時、ワシントンを本拠地としていたのはセネタースで、72年に移転するまで、11人中、10人が就任1年目に始球式を行っている。唯一の例外は、開幕戦の8日前に就任した45年のトルーマン大統領だが、翌年から7年連続で務めている。05年にナショナルズが新球団として誕生し、ワシントンに球団が戻ってきてからも、ブッシュ大統領、オバマ大統領が就任1年目に始球式。ワシントンに球団がある期間に在任した大統領は13人全てマウンドに立っている。
トランプ大統領は、過去に00年、06年と2度始球式を経験。野球好きだが、12年にはナショナルズが手術明けだったエース右腕ストラスバーグをシーズン終盤に休養させたことについて、ツイッターで批判したことがある。ストラスバーグは今年の開幕投手で、トランプ大統領へのファンの反応が注目されていた。
ワシントン近郊のボルティモアを本拠地とするオリオールズも今月初めに球団幹部が、選挙戦の際の暴言を持ち出し「マウンドに上がる前にまずは謝罪が必要」と大統領の招待に難色を示している。米調査会社「ギャラップ」の世論調査では、支持率が36%と落ち込み、政権発足以来で最低を記録したばかり。異例の始球式拒否で、大統領への風当たりは一層強まりそうだ。
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