16/07/28 22:39:49.28 iAtG5xz00●.net BE:488538759-PLT(13931) ポイント特典
sssp://img.2ch.sc/ico/button1_01.gif
【ソウル大貫智子】昨年12月の慰安婦問題に関する日韓両政府の合意に基づき、韓国政府は28日、元慰安婦支援のための
「和解・癒やし財団」をソウル市内に設立した。日本側は8月中にも財団に10億円を拠出する方針で、韓国政府は支援内容の詰めを急ぐ
。ただ、日本側にはソウルの日本大使館前にある慰安婦を象徴する少女像の早期移転を求める声がある。またこの日、財団設立に反対する学
生が記者会見場に乱入するなど、世論の反発は依然として強い。
財団の理事長には女性問題専門家の金兌玄(キムテヒョン)・誠信女子大名誉教授が就任。28日は初会合に続き、事務所の看板かけが行われ、
金氏や尹炳世(ユンビョンセ)外相らが出席した。金氏は28日の記者会見で、10億円の使途について、元慰安婦に面会した結果、
さまざまな要望があったと明らかにし「状況に合わせた支援をしていく」と述べた。また、韓国政府は10億円の一部を財団の運営費
などにも充てたい立場だが、金氏は「10億円は元慰安婦への支援にすべて使うだろう」とし、できる限り元慰安婦に直接支給したい考えを示した。
ニーズに応じて現金を直接支給することも視野に入れている。
日韓両政府は8月中に局長級協議を開き、支援内容の具体的な検討に入る。対象者は韓国政府登録の238人の元慰安婦や家族、遺族らだ。
支援するお金の位置づけは、日韓両政府ともあいまいにしている。韓国側は賠償を求めてきたが、日本側は1965年の日韓国交正常化の
際に締結された日韓請求権協定ですべて解決したと、立場が異なるためだ。日韓外交筋は、日韓合意に盛り込まれた「全ての元慰安婦への名
誉と尊厳の回復、心の傷の癒やしのための事業」として支給すると強調した。
また、日本側では10億円の拠出にあたり、韓国政府に少女像移転への取り組みを求める声がある。これに対し、金氏は「少女像と10
億円は別の話だ」と述べ、10億円拠出の前提条件ではないとの考えを示した。
一方、日本政府高官は28日、財団に対する抗議行動や金氏が示した10億円の使途について「前途多難だ。青少年交流など未来志向の
ものが入っておらず、『賠償』になってしまうのではないか」と懸念を示した。URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)