14/09/10 19:44:00.29 Z8jGfoPt0.net BE:532994879-PLT(13121) ポイント特典
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クマの農作物被害を防ぐために
クマによる農作物への被害が相次いでいることを受けて、自治体の担当者などがクマよけの電気柵の効果や設置方法を学ぶ研修会が寒河江市で開かれました。
この研修会は、寒河江市のぶどう畑で県が開いたもので、自治体や農協の関係者およそ４０人が参加しました。
このなかでは、クマなどの生態に詳しい岩手大学農学部の青井俊樹教授が、クマをよせつけないためぶどう畑に設置されている電気柵について説明しました。
青井教授は、クマは学習能力が高く、柵のすき間を狙って侵入してくるので地面と柵の間を空けないこと。柵の電圧にも慣れてしまうので５０００ボルト以上の
電圧に設定することなど注意点を説明しました。
県によりますと、この柵は、１０アールの畑ではおよそ２０万円で設置でき、費用の半額を自治体などが補助する制度もあるということです。
研修会に参加した尾花沢市の担当者は、「クマへの対策は、農家だけの負担では難しい面もあるので地域で対策をとる必要性を感じました」と話していました。
また、青井教授は、「クマをよせ付けないために収穫しない果実などはすぐに処分したり、電気柵を設置したりしてクマにとって里を魅力的に感じさせない工夫が大切です」と話していました。
URLﾘﾝｸ(www3.nhk.or.jp)