12/06/22 08:57:34.31 PK8gTCjCP BE:505184832-PLT(12000) ポイント特典
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古代ローマの重層ガラス玉か=国内初、古墳で出土-京都
京都府長岡京市にある5世紀前半の宇津久志古墳で1988年に出土した「重層ガラス玉」が、古代ローマ帝国で
製造された可能性が極めて高いことが分かったと、奈良文化財研究所が21日発表した。古代ローマ製とみられる
重層ガラス玉が国内で見つかったのは初めて。重層ガラス玉では国内最古という。
重層ガラス玉は、ガラスの間に金箔(きんぱく)などの金属片を挟み込み、装飾効果を高めたガラス製品。高度な
技法が用いられ、古代ローマの領土だったエジプトやシリアで主に作られた。
宇津久志古墳から出土した重層ガラス玉は、直径と長さが各5ミリで真ん中に直径1.5ミリの穴が開いた物が1個と、
1ミリ程度の破片2個。
同研究所は昨年、文化財の材質調査で広く利用される蛍光X線分析を使って調査。金属片は金箔で、ガラスは主原料や
材料の組成などから古代ローマ製と同じと判明した。紀元前1世紀から4世紀の間に作られたとみられる。
同研究所によると、重層ガラス玉は日本では5世紀半ば以降の約80遺跡で200点ほど確認されているが、科学的
分析が公表されているのは5遺跡10点で、いずれもアジアなどで作られた物という。
URLリンク(www.jiji.com)
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