【スポーツ】 マスコミを味方につけるのも、プロスポーツ選手の大事なお仕事ですat MNEWSPLUS
【スポーツ】 マスコミを味方につけるのも、プロスポーツ選手の大事なお仕事です - 暇つぶし2ch1:Tangled ★@\(^o^)/
15/05/26 19:10:25.69 *.net
 もう2、3年ほど前のことになる。
 ある通信社の運動部長と話しているとき、近ごろの若い記者の話になった。
 「近ごろの若いやつ」を話し始めたら、もうじじいだ、といわれるが、実際にじじいのくりごとなのだから、しかたないと思ってしばらくおつきあいねがいたい。
 「最近の若い記者のことなんですがね。このごろプロ野球の担当を希望する記者がめっきり少なくなったですね」
 彼は、寂しげな表情をみせた。そう、彼はもっぱら野球畑を歩んできた人間だったのである。
 スポーツ記者の担当は、大きくプロとアマに区分される。プロは、野球、サッカー、ゴルフ、大相撲、ボクシング、競馬といった人気スポーツに分類される。
アマは陸上、水泳、体操、柔道をメーンに、複数競技のかけもちなども多い。
 われわれが社会人になったころ、昭和50年代後半の人気スポーツといえば、やはりプロ野球だった。シーズン中はほぼ毎日、試合があり、テレビをつけると必ず中継をしている。
 もうとっくに引退していた王貞治や長嶋茂雄といったスーパーヒーローたちの記憶はいまだ色濃く残っていた。彼らの話を、実際に取材した先輩記者たちから直接、聞くことができたのである。
 「王さんと長嶋さん。それぞれに個性があった。王さんは、礼儀正しくて、さほど顔見知りという記者ではなくても、質問には丁寧にこたえてくれた。
長嶋さんは気の合う記者が取り巻いてる感じだったけど、ハタでやりとりを聞いていると、めちゃくちゃにおもしろいんだ」
 もちろん、プロ野球の黄金期を見てきたベテラン記者たちから、記事にはできないようなとんでもない話もあれこれ聞いた。
 そうした、プロ野球選手の人間くさくておもしろい話を聞くにつけ、ますます思いは強くなっていく。
 考えてみれば、毎日、ネット裏の特等席でプロ野球を見ることができるうえ、人気の選手たちとも仲良くなれるのだから、こんなに良い商売はないように思えたのである。
 くだんの通信社の運動部長もそのクチである。
 小欄も、またプロ野球の取材をして、そのなかで人間のドラマを書きたい、と運動部を希望した。ところが、配属された後、ずっとアマチュアスポーツ担当が続いた。
やっと運動部8年目、念願のプロ野球担当が回ってきた、と思ったら、部内の人事異動でデスクに入れられ結局、夢は夢のままで終わってしまったが…。
 「最近じゃ、若いやつはみんなサッカーですよ、サッカー。プロ野球は人気ないですからねえ」
 と、その通信社の部長は嘆いた。
 なるほど、プロ野球担当はハードだ。
チームの練習につきあって、試合が始まる4時間も5時間も前から球場に入り、練習を見た後、
軽く取材。さらに試合を見て、ゲーム後、取材し記事執筆。ナイターが終わると午後11時ごろになる。
>>2以降に続く
URLリンク(www.sankei.com)


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