11/10/08 20:30:41.30 q++ZouiB0
「で、それがあんたにどういう関係が?」
「忘れたらあかんよ、あんたらマジ女のテッペンなんや。マジ女の平和の為にも
トップ二人が仲良うしてくれな、あかんやろ」
「…あっしらはマブダチなんで」
「そうや、羨ましいことに、あんたらマブダチや。だけど恋は別物やろ。人を
恐ろしい程に愚かにも賢くもするんや。
それにな、誰かを恋うる心の動きいうもんは、動き出したら止めようにも止め
られるもんではないと思うんや」
自分の全身に強い熱を感じた。いったいどんな顔を、今私はしているのだろうか。
「ネズミ!!」
私たち二人を見かけたセンターが、猛ダッシュでこっちに走ってくる。
なんて間の悪い。私は自分の顔に血が上ってくるのを感じた。一方おたべは、
さっきとは打って変わった楽しげな笑みを浮かべ、センターと私の姿をチラチ
ラと見比べている。
こういうところが憎たらしくて蹴りの一つでも入れたくなる。
~つづく~
おたべあやしい京都弁でしゃべりまくり(-"-;A ...アセアセ