08/09/29 00:46:16 Al78bN+/
>>101
>>103氏は瞬時電流供給能力と称しましたが、この供給とはスピーカに対する供給です。
スピーカにはボイスコイル影響や機械的な要素によるインピーダンス変動がある為、
特定の周波数の再生において、大きな電流が必要になることがあるのです。
しかし、単に電源部さえ強化できれば出力が増える、というわけではありません。
増幅素子の飽和や発熱など、色々な問題に対策を打つ必要があります。
「スピーカーケーブルには同じ電圧が流れてて(中略)同じじゃないの?」といいますが、
本当に同じ電圧を流せるかどうか、それこそが大きな問題なのだとお考えください。
また、低域の再生能力は、アンプの評価要素の一つでしかありません。
部品の特性向上や、単に見栄えをよくするだけでも相応にコストがかかります。
「電流供給能力が不足気味だが鳴らしやすいスピーカなら良い音を出すアンプ」とか、
もっと極端に言えば「とても格好いいけど音はまったくダメな高級アンプ」もあり得ます。
その辺を見極めながら、自分にあったアンプを探す事も楽しみの一つかと思います。