08/03/04 17:10:52 Tn8XyIyN
インフルエンザを含めて冬場に流行るウイルス性疾患が”なぜ冬場に流行るのか”を
解明したらしいという記事が海外のニュースサイトに複数掲載されています。
それらの記事の内容によると、インフルエンザウイルスは細胞の中で増殖して
外に出てくる時に、宿主細胞の細胞膜をまとって体の外に出てきますが、この膜
を構成している脂質とたんぱく質(ヘマグルチニン)は体内の温度では液体として
存在しています。冬場に体外に排出されたウイルスの外側を覆う膜は、冷えて固まって殻を作りウイルスが
壊れるのを防御するため、感染者を増やします。この膜は、40℃から4℃の間で
徐々に凝固する性質があるため、気温が暖かいと保護膜は融かされウイルスはすぐに死滅
するそうです。
この研究はThe National Institute of Child
Health and Human Development(NICHD)によって
核磁気共鳴装置を使ってインフルエンザウイルスの膜を観測した画像を使って行われました。
結果はThe journal Nature Chemical Biolobyに
発表されるそうです。
ニュースソース:News-Medical-Net
ヘッドライン:New research shows why winter is the season for flu
URL:URLリンク(www.news-medical.net)
このほか、ロイター他メディカル系ニュースで報道されています。
グーグルニュースEN検索結果:URLリンク(news.google.com)
研究結果はこれから追試がされると思いますが、これが正しければ新型インフルエンザの
流行に備える手助けになるかも知れません。
英語に詳しい方、医療関係者の方、記事の内容の検証をお願いします。